男性の年齢と妊娠率には関係があるの?

高齢男性の妊娠率を知りたい

家族写真

 

卵子の老化というのはみなさんよく知っていると思いますが、実は精子も老化します。

 

 

精液の量が多いから自分は大丈夫と思っているかもしれませんが、精液が多いからといって精子の数が多いとは限りません。

 

 

生まれながらに生涯の個数が決まっている卵子とは違い、精子の数は決まってはいませんので、生殖機能に疾患がない限り一生作られ続けます。

 

 

インドにはなんと96歳で父親になった方だっているんです!

 

 

しかし、精子だっていつまで元気いっぱいというわけではないので、当然高齢男性の妊娠率は下がります。

 

 

30代と50代の精子を比べると、精液量は3〜22%、精子運動率は3〜37%、精子正常率は4〜18%低下してしまいます。

 

 

高齢男性って何歳から?

考える男性

高齢妊娠というのは、女性が35歳以上で初産婦ことを言います。

 

 

では妊娠における高齢男性とはいったい何歳からのことをいうのでしょうか?それは40歳以上です。

 

 

男性は35歳を超えると徐々に妊娠率が下がり、40代を超える大幅に減少します。高齢男性の妊娠率というのは、年に7%ずつ下がっていきます。

 

 

精子の数は35歳から毎年1.71%ずつ減っていくので、当然高齢男性の妊娠率は下がってしまうのです。

 

 

妊娠には精子の量だけではなく質も重要です。精子の質が一番良いのは10代後半から20代で、35歳をこえると精子が老化していくので、精子の質も下がっていきます。

 

 

精子の受精能力って?

授精

 

思春期には毎日約1億個作られている精子ですが、その授精能力はどのくらいあるのでしょうか?

 

 

授精能力のある精子に関してこのような研究結果がでています。

 

 

年齢 授精能力

20〜34歳

70%

35〜39歳

65%

40〜44歳

54%

45〜49歳

41%

 

 

精子の曲がり角は35歳と言われていて、高齢男性の妊娠率は下がります。男性にも女性同様妊娠適齢期は存在するのです。

 

 

もちろん授精したからといって、全てが出産にまで至るとは限りません。着床しない、流産してしまうということもおこります。

 

 

妊娠率だけではない、様々な危険が…

ストレス

 

 

高齢男性は妊娠率が下がるだけではありません。生まれてくる子供の自閉症、がん、うつ病、死産率、流産率、低体重、早産児のリスクが増えるという研究結果もあります。

 

 

高齢男性の流産率は、35歳を超えると35歳以下の父親に比べると1.3倍も増加します。

 

 

高齢男性は精子の数が減るだけではなく、このようなリスクも増していくというわけでなんですね。

 

 

この理由は精子は日々生産されているわけですが、高齢男性になればなるほど、精巣の機能が衰えて精子の遺伝子変異の発生の割合が増えるからです。

 

 

高齢女性の場合はダウン症になる確率が増しますが、近年自閉症の子が増えているのは、高齢男性の妊娠率が関係しているのではないかと言われています。

 

 

もちろん高齢男性でも健康な子が生まれてくることはあるので、父親の年齢が上がっているから、必ずの障害やリスクがあるというわけではありません。

 

 

できるだけ早い妊活を

妊婦

 

男性も女性も子どもを作れる時間は限られています。

 

 

女性の高齢妊娠、高齢出産はメディアでも取り上げられていますが、高齢男性の妊娠のリスクについてはあまり知られていません。

 

 

高齢男性は妊娠率がさがっていくので、子供を望む男性は早い段階で妊活にとりくんでいくことが大切です。パートナーとしっかり話し合い、積極的に妊活してみるのはいかがでしょうか?