自然妊娠できない

自然妊娠が難しい場合の妊娠の方法

 

 

男性不妊と診断され、自然妊娠が難しいと場合、それぞれの症状に合わせて以下のような方法があります。

 

人工授精(AIH)

採取した精子を洗浄・濃縮して母体の子宮内に注入します。自然妊娠とほぼ同じ状態で妊娠に導けます。妊娠成功率は5〜10%と言われています。

 

体外受精(IVF)

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母体から成熟した卵胞を取り出し、試験管の中で精子と受精をさせます。受精には、試験管の中で卵胞と精子を一緒にするのみで、受精自体は卵子と精子の能力にまかせる方法です。

 

体外受精の手順・概要は以下の通りです。

1.排卵誘発

−排卵を誘発する方法には数種類あり、女性それぞれに合った排卵誘発方法を選択します。

 

2.採卵

−卵巣から卵子を抽出する

 

3.卵子の培養液保管

 

4.精液採取

 

5.運動良好精子を選択回収

−培養液にて遠心分離・洗浄

 

6.卵子と混合

−1ml中に10万〜20万匹の濃度になるように調整して卵子と合わせる

 

 

 

 

顕微授精(ICSI)

 

精子の受精能力が低いと考えられる場合、受精の際、1個の卵に1匹の精子を注入して受精卵をつくる方法です。

 

体外受精の手順6のところで、活発に動き、形状も良好な精子を選び、1個ずつ注入します。

 

これらの治療法は、男性不妊の症状と女性の症状に合わせて進めていきます。

 

 

乏精子症の場合

軽度の場合は、漢方やビタミン剤を処方し、並行して人工授精を勧める病院が多いようです。それで妊娠に至らない場合は、体外受精・顕微授精にステップアップします。乏精子症の原因には、精索静脈瘤と造精機能障害があります。

 

精索静脈瘤は、精巣からの静脈にこぶのような塊ができるものです。これがあると、陰嚢があたたまり精子が作りにくくなってしまいます。低位結さつ術という、こぶをなくす手術法があります。

 

 

無精子症の場合

無精子症には「閉塞性」へと「非閉塞性」の2種類があります。
「閉塞性」とは、精子の通り道がふさがっている状態で、精子自体は作られているので、この場合は手術によって通り道を再建すれば、自然妊娠も可能です。

 

しかし「非閉塞性」の場合は、全く精子が作られていない可能性もあります。それを確かめるためには外科的な手術が必要になり、精巣を切開して、手術用顕微鏡で観察しながら、よりよい状態の精細管を見つけながら、精子を採取します。

 

その後、顕微授精により授精を試みます。

 

 

精子無力症の場合

精子の質を向上させるよう、ビタミン剤や漢方薬の服用を行い、経過をみます。人工授精も並行して勧めることが多いです。

 

乏精子症と同様に、体外受精・顕微授精へのステップアップも検討します。

 

 

勃起障害(ED)の場合

問診により、原因が心因性なのか、身体の病気によるものなのかを特定していき、その原因の除去を目指します。原因が心因性の場合はカウンセリングを進めます。

 

薬を使った治療法としては、主にバイアグラなどを用いる方法があります。

 

 

 

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